tobitate blogger

 

こんにちは、

今日は「tobitate blogger」というサイトにこのブログを乗せていただくことになったので、それ用にブログを書こうと思います。

 

そもそもtobitate blogerっていうのは、

「トビタテ生のトビタテ生によるトビタテ生の留学紹介」らしいです。

 

んん、つまりどういうことだ??

 

多分、トビタテ留学JAPAN日本代表プログラムを利用して留学をした人の留学記を紹介するとこなんだと思います。

 

じゃー、トビタテ留学JAPAN日本代表プログラムってなにかというと、また今度。

気になる人はぽっちっとしてください。

 

では本題に入るんですが、何書こうかな思ったんですが、留学について書くよりかはまずトビタテの選考の参考になる情報を伝えればと思いまして、書類審査の自由記述をそのまま載せます。

 

というのもこのサイトの閲覧者って、今はまだトビタテ受けようかって人がほとんどかなって思ったので...

 

載せる前に最後に1つだけ、僕が思うに自由記述がしっかりかけてたら、書類はパスできるんじゃないかなって...なんで自由記述は締め切りまで時間なくても頑張ってください。一本の筋を通し、情熱を前に押し出し、専門性を出しまくるがポイントです。

 

ではどうぞ(原文そのまま、誤字もそのまま)

 

1 留学によってどんな自分になりたいか

私は将来、人道支援の分野で国際的に働こうと思う。またキャリアの中で、国連機関で働ける機会があれ ば挑戦したい。このようになるためにも私は大学生の間に英語をマスターし、そしてフランス語もフランス の大学院で学べるレベルまで向上させる必要がある。なぜフランス語もなのか、というとフランスは過去に 多くのアフリカの国々を植⺠地支配していた歴史的背景もあり、今日アフリカでは⻄アフリカを中心にフラ ンス語が使用されている地域が多い。支援を必要とする方が多いアフリカ、そこでのコミュニケーションツ ールを持っておくことは、支援を円滑に進めるための最低条件である。また大学卒業後は移⺠問題に揺れる ヨーロッパで、国際協力についての学問を大学院に進学し深めていきたい。難⺠問題に興味がある私として は、難⺠を多く受け入れている現地での暮らしに身を投じ、積極的に聞き取り調査を行い、外からでは見え にくい問題を理解すると同時に、同じ分野に興味を持つ方々と積極的に意見をぶつけ合い、現場に出る前の 人道支援について考える期間としたい。

以上の人生計画では、働くまでに⻑い時間を要し今支援を必要といている方々を考えると、もっと早く現 場で支援を行うべきと思えてくる。しかし、人道支援の現場では命の危険とも隣り合わせで、基本が身につ いていないものが立ち入るとかえって迷惑でしかないと考えている。だからこそ、学生時代に知識を蓄えて おくこと、できる限りの経験を積むことは非常に大切である。今回の留学のテーマは「難⺠支援」ではある が、一番私が助けたいと思うのは紛争地域で常に命の危険にさらされている人々だ。でも今、難⺠支援を一 に考えているのは、今自分の力では紛争地域の一線で何かをすることは難しいからで、紛争を原因に自国か ら避難せざる負えない人々、つまりは難⺠を支援の対象にすることが最善の選択だと思うからである。いず れは紛争地の第一線で命を救う活動ができればと考えている。

2 困難を克服したこ

私は中学高校と野球部に所属していた。日々の練習が過酷なのは当たり前でもはや困難とは言えない。だ が、高校 2 年のオフシーズンに大きな困難に直面した。秋の大会が終わってから部員の主力メンバーが立て 続けに退部することがあった。理由は部員同士の意識の違いにあった。チームに彼らが辞めた原因があり、 チームの中には不協和音が流れた。これから冬の地道で、過酷な基礎トレーニングの日々を控えていただけ に、何とかしなければという気持ちがあった。私はチームキャプテンではなかったが、内野手陣のリーダー としてキャプテンを支えながら、内野手での相互の声掛けや個別の対話を意識的に行うようにし、次第に周 りにも促しチーム全体の雰囲気を内野手中心に回復していけるように努めた。そのかいもあり、冬のオフシ ーズンでは部をやめる人も出ず、シーズンが始まると秋とは違う新しいチームで勝ち星を積み重ねていけ、 それは困難を仲間とともに乗り越えられたという自信になった。客観的に見てもチーム力の低下も目に見え ず、うまくオフシーズンを過ごすことができチーム力を向上させることができた。

3 トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラムに対して自分が貢献できること

私はトビタテでアフリカを経験したトビタテ生のグループを結成して、今後本奨学金を受給してアフリカ に留学する学生を特に対象とし、危機管理セミナーの実践や模擬アフリカ生活などのイベントを企画運営し て、まだまだトビタテ生でも少ないアフリカに興味がある学生をサポートして行きたいと考えている。また、 本留学での経験をエヴァンジェリストとして後輩に伝えるとともに、支援していただいている企業以外の組 織にも本奨学金の素晴らしさなどを伝えていきたい。そして出資していただける企業を増やすことができれ ば、今後の採用人数の増加や、より手厚い事前サポート、広報活動の実施が可能になり、本奨学金をトビタ テ生が中心にとなり、発展させることができると考えている。

4 −1 現在の研究活動

現在私は中央アフリカにおける難⺠問題を研究している。中央アフリカの難⺠問題は忘れ去られた人道危機と称されており、支援が足りない状況である。難⺠が発生した理由としてはイスラム系組織セレカが首都 を占拠し、殺人や強姦を繰り返し、それに対抗しキリスト系組織アンチバラカが報復行為として同様に人々 を攻撃し情勢が悪化したことにより、多くの国⺠が避難を強いられたからだ。これは宗教対立が原因の難⺠ 問題として考えられることが多いが、もっと深く考察すると、独立以後の政府が十分機能していなかったこ とが最大の理由であると考えられる。今回の研究で、このように政府が機能していたら起きなかったのでは、 と考えられる他の難⺠問題もあるのではないかと思った。政府が機能するかはその国の問題であるが、戦後 の日本のように先進国が政府を機能させるよう外から支援を行うことは可能なのでは、と考え、政治的視点 からの難⺠問題の解決、防止策があることに気づけた。また先に述べたように難⺠支援が十分に行えていな い現状がある。UNHCR が出している「Central African Republic Regional Refugee Response Plan」をもと に要請した支援金は 2014 年で 2 億 1000 万ドルだが実際に集まったのは 57%だけである。このため最低限 の緊急支援しか行うことができていない。これは個人や国、非営利組織を中心に集められているため支援額 に限界があり、今後劇的に増えることはないと考えられる。私はこの状況を打破するためには営利企業によ る支援が必要と考えている。これは支援金だけでなく、難⺠キャンプでの企業活動もあり、例えば食品を扱 う企業が難⺠キャンプで食品の製造を行えば、雇用や食料の確保につながり要請する支援金の減少にもつな がり、そこでの利益の一部を支援金とすると大きな成果が見込まれると考える。ただこれには課題が多くあ り、まず企業にとって市場や安全性が不安定で、難⺠キャンプで企業活動を行う理由がなく、リスクも高い。 これでは他の安全で、⻑期的に市場が安定するところを選択するだろう。でも今の支援の現状を見ると非営 利組織や個人や国単位での支援はどうにもならず、営利企業の協力が不可欠である。どうしたら営利企業が 支援活動に感情論抜きで参加する理由を生み出せるか、またその状況を作れるかを、留学での課題の一つに している。さらにはホストコミュニティと難⺠間の問題など、難⺠問題解決には様々な視点で問題を捉える 必要があり、難⺠自身からの視点も必要と考えている。

4 −2 アンバサダーとしての役目

私は昨年度の夏にトゥール市派遣研修生として、語学留学予定先のトゥール市での研修を行った。姉妹都 市の友好関係作りが目的の一つということもあり、トゥール市役所や日の出協会、日仏協会と親交ができ、 もし留学が実現すれば現地の学校での日本文化伝承の授業を行うための交渉もでき、アンバサダーとしての 役割を果たすことができると考える。以前の研修でも 4 つの学校で折り紙や竹とんぼ、お茶会などの日本文 化伝承を行った。特に日の出協会は日本文化の発信を目的に活動しており、その活動に協力させていただく ことも考えている。実際に代表の方ともすでにそのように連絡を取り合っている。

4 −3 自己アピール

人道支援の方面で活動しようとしている私は、日本の産業界で活躍できる人材かと問われると、「No」で あるが、日本の産業界に何も還元できないわけではない。先に記したように今後支援を充足させていくため には企業の力が必要で、丁寧で優れた力を持つ日本の企業は支援分に適していると考える。だから私は支援 現場と日本から支援している企業の仲介人としての役割を果たし、支援する日本産業にも支援される側もウ ィンウィンな関係を作りたいと思う。具体的には、日本から技術を支援として提供してもらい、難⺠側から は、何らかの提供側への利益となるものを提供できればと考えているが、現時点では答えが出せていない。 この答えを本留学で見出すことで、私が思い描く構想の実現可能性を高めたい。

私が今歩こうとしている道が険しいということは理解している。だからこそ私はチャレンジ精神のもと主 体的な行動を心がけ、海外経験もできるだけ多く積んでいる。そのかいもあってか、多くの方々のサポートや出会いに恵まれ、研究を通して知識を深めることができている。本奨学金もそのうちの1つであり、留学 資金の壁に直面していた私にとってトビタテを知ってから夢を実現するための道がいっきにひらけ、熱い情 熱を持てている。本留学計画は、まだ夢の序章かもしれないが、この一歩が、私の思い描く未来に導く、重 要な経験になると確信している。