UNHCRのインターンって?

インターンも終わりが見えてきた今、、、(さらだけど)

 

インターンで何をやっているのかをざっくりと書いてみます。

(ちなみにCameroon UNHCR(国連難民高等弁務官)でインターン中です)

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世界難民の日にて



 

 

僕はPROTECTION UNITに配属されていて、その中でもLegal Protection と Registration 部門に関わらせてもらっています。

UNHCRの自分の部署は基本的に曜日毎で業務が変わってきます。

 

曜日毎の僕の業務は

月曜日 難民認定の審査結果通達、難民カード等の身分証明書の発行

火曜日 難民カード等の身分証明書の更新、紛失への対処、新生児の登録

水曜日 法的保護を必要とする難民へのカウンセリング

木曜日 新規難民申請書の登録

金曜日 資料室の整理

 

こんな感じで、データー入力の作業をたまに頼まれる感じです。

金曜日は14時30分に業務が終わるので比較的に楽ですが、火曜日と木曜日はハードな1日です。

火曜日は難民、庇護申請者が朝から事務所に押し寄せるので半難民キャンプみたいな状況で。人数制限をかけながらやっています。

 

木曜日はずーっと、インタビューボックスに閉じこもり、ひたすらインタビュー。

基本的に申請者はローカルランゲージを話すので、通訳込みでのインタビュー。

頭の中はいろんな言語が飛び交うのです。

ex. 聞く(French)→訳す、答える(Kaba)→訳す、聞く(French)→理解(Japanese)→書く(French&English)

 

こんな感じで言語の渋滞が起きるのです。

それをぶっとうしで、9時くらいから、15時まで。

 

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インタビューボックス

 

率直にこのインターンで厄介だなってなっているのが、名前。

 

名前の書き取りも通訳に手伝ってもらったりして大変。よく彼らを呼ぶときがあるのだが、その時の発音は、、、。みんなして笑ってくるので、最初は気にしていなかったけど最近はストレスの原因に。

口を開けば馬鹿にされるみたいな、、、。

 

それから、わけわからないのが、Family Nameが家族で違うこと。。。じゃーFamily Name の「Family」 とは!?

 

まあ、フランス語なら「Nom」だけで表すから、「Familiale」はつかないけど、、、

 

さらにこれが名前の聞き取りを難しくする。というのも家族構成聞いて、みんなの名前を登録するので。

 

ただ驚くことに、カメルーンでは「苗字、名前」で、日本と同じ並びで名前を言うらしい。びっくり!!

 

ただヤウンデ のUNHCRは、JICAとか他の国連機関と比べて、支援対象者との距離が近く、いわゆる「現場感」があるみたい。

 

そう言う意味ではいいインターン先かなと。